中秋の名月

子育て

今年の中秋の名月は、9月10日といつもより早めでした。

我が家でも、ススキの代わりに花を飾り、白玉団子を作り、ブドウを買ってきて、皆で月を見ながら食べました。正に、月より団子。

そのような中、望遠鏡で月の様子をみました。

初めて望遠鏡を使ったときは、月が移動するのが早く、すぐに望遠鏡のレンズから外れてしまいます。本当は、地球が回るのが早いのですけど。

望遠鏡を買ったのは、5年ほど前でしょうか。長男が小学校に入学した年と思います。

実は、私自身が望遠鏡に憧れていました。私が小学生時代、望遠鏡で星を見たかったのですが、小学生には高価で、到底自分で買うことができません。そこで、作戦変更。実家の近くのスーパーに入っている文房具屋さんで、ポイントをためると(500円買うごとに押してもらえるスタンプ)簡単な望遠鏡や、顕微鏡と交換ができました。しかしながら、全くポイントはたまらず、結局望遠鏡に手は届きませんでした。

私が星に興味を持ったのは、父親の影響が大きかったと思います。家族で食事に行った帰り道、夜空を見ながら、あれが白鳥座、あれが夏の大三角形、北極星と教えてくれたのですが、全くどこを指しているのかわかりません。ただ、よくわかるものだなと感心し、当時横浜でもよく見えた天の川が印象的でした。

そんな体験を、子どもたちと共有したい、というのがきっかけです。望遠鏡はようやく大人になって、自分自身の希望をかなえることができたというところでしょうか。

本日は、空の状態もよく、月はもちろん、土星の輪っか、木星の縞模様と4つの衛星のうち3つの衛星を見ることができました。息子に木星の衛星のうち、あれがイオだよ。と教えてもらいました。いつになっても教えてもらう立場の私って。。。

子どもたちには自分の興味のままに、人生を歩んでもらえればと思う夜です。

共に、歩んでいきましょう。

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