きっかけは、ドジョウ
子どもたちが通っていた幼稚園では、ドジョウの掴み取りを行います。その後、一人一匹ずつドジョウをもらってきます。それがきっかけで、子どもたちの生き物飼育がスタートしました。
最初は、小さな虫かごに水をはり、ドジョウを入れていただけの状態。のちに、水槽を買い、水の循環器を導入、ドジョウの寝床になるような置き物を入れ、グレードアップしていきました。
ある日、ドジョウ1匹では寂しそうだからということで、ホームセンタでメダカを3匹購入。水槽も賑やかに。
しかし、新しい環境に慣れていないせいか、メダカはすぐに死んでしまいました。
メダカが死ぬ原因と対策
水質の違い
買ってきたメダカを、家の水槽に入れるには、まず「水合わせ」という作業が必要でした。買ってきた袋を30分くらい水槽に浮かべ、袋の中の水と水槽の水の温度が合うようにし、その後放出します。
水を入れ替えた際に死んでしまう
水槽が汚れてきたため、水槽の掃除と水の入替を行いました。数日すると、メダカが死んでしまいました。一応、水質の違いが出ないよう、水槽の半分くらいの水を変えていたのですが。
「塩素抜き」という作業が必要でした。水道水には、消毒のため塩素が入っています。水道水をバケツに入れて、半日以上おいて、塩素を抜きます。
ドジョウに食べられる
ある日、メダカが1匹姿を消しました。どうも、ドジョウに食べられた模様。
それ以来、ドジョウとメダカを分けました。
メダカが水面にいつづける
水槽のメダカが水面近くにいることが多く、どうも様子がへんです。調べてみると可能性として2つ。
酸欠
1つ目は、「酸欠」。水の循環器を使って、エアレーションしていたこともあり、可能性は低いか。ただ、水面近くで口をパクパクしている様子は、「酸欠」の症状。
また、エアレーションの水流がメダカにとってストレスになる場合も。
そこで、屋内飼育から屋外飼育に切替え、水の循環器は撤去。日光と水草を取り入れることで対策です。
アンモニア中毒
2つ目は、「アンモニア中毒」。しばらく、水槽を掃除することができなかったことが原因と考えました。
これに対しては、水槽の掃除を行った後、黒玉土を導入。黒玉土により濾過細菌の定着を促し、自然と水がきれいになる環境を整えます。
新たな外敵あらわる
これまでの努力が実を結び、メダカが次から次へと卵を産み、孵化し、着実にメダカが増えていく状況になりました。
そんなある日、いつも通り、外の水槽のメダカに餌をやろうとすると、、、なんと、メダカが一匹もいません。水槽の蓋があいており、水草も千切れています。
ハクビシン、もしくは、アライグマの仕業のようでした。我が家は、首都圏の住宅街ですが、私も一度目撃したことがあります。
対策として、この夏、息子がベニヤと角材を使って、メダカが襲われないよう水槽を覆う形の蓋を製作しました。
ただ、若干強度に難あり。これは、設計者であるママの設計不良。製作工程での息子の手際は素晴らしかったです。現在、ママが再構想中です。
まとめ
幸にして、卵から孵化したばかりの子メダカたちは無事です。今は小メダカを大事に育てています。
今回、紹介した内容は、子どもたちと一緒に調べたり、試したりしたことばかりです。この過程において、着実に子どもたちは色々なことを感じ、工夫し、成長しています。
共に、歩んでいきましょう。
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