ピアノの発表会
先日、子どもたちの1年に1回のピアノの発表会がありました。
4月頃に曲を決め、週に1回のレッスンで、その時点での課題と対策を確認しながら、練習を重ね、7月の発表会を迎えます。
結果、「すごく緊張したけど、楽しかった〜!」と、子どもたち。山を1つ乗り越えたその表情は、とても晴れやか。この経験が、子どもたちの財産になると信じています。
子どもの習い事
我が家では、下記の基準で子どもの習い事を選んでいます。
- 身体をつくる習い事を1つ
- 教養を養う習い事を1つ
- 歳をとっても続けられるもの
- 本人がやりたいと言ったもの
身体をつくる習い事
健康第一です。健康な身体が、何にも勝る財産という考えです。
私の場合は、中学高校時代の部活のトレーニングのおかげで、健康な身体を築くことができました。大学院時代には、体力があったことで、思いっきり研究に没頭し、研究仲間と共に貴重な経験を得ることができました。また、社会人になってからも、厳しい仕事をいくつも乗り切ることができました(ただし、無理は禁物です。身体壊してはダメ)。
私も、いつか老後を迎えることになりますが、身体が健康であれば、人生を楽しく過ごせます。また、子どもたちにも、幸せな老後を過ごしてほしいと願っています。
教養を養う習い事
「教養は、人生を楽しくします。」
これは、私が高校1年生の時の英語の先生の言葉です。この考え方が、根底にあります。
例えば、英語ができれば、世界中の書物を読むことができます。高校1年生の時、英語雑誌であるTIMEを読むことで、一流の英文と記事に触れることが推奨されました。
旅行をする際も、その土地の世界の歴史を知っていれば、見るもの聞くものの見え方が違います。私の高校の修学旅行では、行き先を4ヶ所(北海道、京都・大阪、四国、九州)から選択でき、行った先で行う研究テーマを決め、テーマに従って事前調査、現地での活動計画を立てた上で、修学旅行に臨みます。当然、現地では全日程が自由行動です。旅行を楽しくするのも、つまらなくするのも、自分たち次第という修学旅行でした。もちろん、忘れられない修学旅行となりました。
歳をとっても続けられるもの
老後になっても続けられるものがよいと思っています。たとえ、習い事を辞めたとしても、歳をとって何かに挑戦したくなった時に、子どもの時に習っていたことをふと思い出して、改めて挑戦するきっかけになればと。
本人がやりたいと言ったもの
体験させた上で、本人の意志を確認します。
習い事を続けていれば、必ず壁にあたります。それは、成長の証でもあるのですが、これを乗り越えて更に成長するための原動力は、本人の意志のみです。
まとめ
子どもの習い事には、人生を豊かに過ごせるようにという願いを込めて、通わせています。今回のような発表会を機に、子どもたちは心身ともに大きくなっています。
ただ、成長する子どもたちに感動ばかりしてはいられません。子は親の背中を見て育つ。
共に、歩んでいきましょう。
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