少年野球をはじめる時に知っておきたいこと

子育て

長男は、少年野球をやっています。野球を始めたのは、学校の友達に誘われたのがきっかけでした。

これから、野球を始めようと思っている方に向け、必要なもの、子どもがどんな成長を見せているか等、我が家の事例をお伝えします。

今どきの少年野球事情

昨今、どこも野球人口が少なくなっており、チームが存続できるよう、チームメイト集めが共通の課題になっています。切実なチームでは、人数が足りなく、公式戦に出られないというところもあるようです。

私が小学生の頃(約40年前)は、野球ブーム。住んでいる地域の自治会くらいの単位で、野球チームがありました。

今では、上記のような事情もあり、住んでいる地域そのものには野球チームがなく、複数地域跨って一チームに集約されているというところも多くあります。

また、所属するチームは、住んでいる地域にこだわらない場合も多いです。例えば、元々親が所属していた野球チームに所属する場合や、有名な強豪チームを求め遠くから通う場合があります。

ですので、どの野球チームに所属するかは、地域というよりも、どのような目的で野球を始めるかによって選ぶことになります。

我が家の場合、学校の同級生からの誘いというのもあり、野球を通して、近所の子どもたち同士、色々なチーム体験、人間関係の体験ができれば良いなという目的で、地元の野球チームに所属しています。

準備したもの

道具一式を一度に用意すると、費用もかかるため、我が家では段階的に道具をそろえました。

最初に準備したものは、野球用の「靴下」と「ストッキング」、「ベルト」です。グローブとスパイク、ユニフォームは、チームから借りて、野球を続けることができるかしばらく様子を見ました。

その後、正式に入部を決めると同時に、「帽子」と「ユニフォーム」を購入。

数ヶ月後には、「スパイク」と「グローブ」、「バッティンググローブ」を準備しました。スパイクは、個々の足の形もあるため、スポーツ店で実際に試着するのが良いと思います。また、小学生は育ち盛り。早い時では半年に1回のペースでスパイクを買い換えることもあります。

最後に購入したのは、「バット」です。それまでの間、チームメイトの先輩からもらったバットを使っていました。

家族のサポート

少年野球の監督、コーチは、ボランティアでやっているチームも多く、親がコーチとして駆り出されることも珍しくありません。

また、コーチをやらないまでも、当番制で手伝いをします。サポート内容は、道具の準備、飲み物、救急準備、怪我の対応等です。

また、一日中活動する場合、「お弁当」が必要になります。うちのチームでは、色々な具を入れたおにぎり(例えば、唐揚げ入り)と、スポーツゼリーの合わせ技が主力。

所属するチームにもよりますが、積極的に大会に出場する、もしくは、練習試合をするチームであれば、遠征のため毎週のように車を出します。この時の、車の燃料費や駐車料金等は、遠征費として徴収があります。

子どもの成長

ある時、練習に行きたがらないことが続いた時期がありました。

事情を聞くと、息子はあまりいいプレイができなく、チーム内で非難の対象となっていたことがわかりました。また、後から入ってきたメンバが、良いプレーをしたり、自分より上手になってきていたこともあり、焦りも生じていました。

一方で、その時のチームの雰囲気も悪かったようです。チーム内ではミスした者に対し、「野球やめろよ。お前向いてないよ。」ということが、練習中にも上級生から言われる状況にあり、また、それが監督やコーチの目に入らないところでなされていたようでした。

これでは、負の連鎖があるだけで、野球をしている意味がありません。

そこで、監督とコーチに事情を説明。監督、コーチも入り、当事者同士での話合いがなされました。まず、監督・コーチがチームの様子をよく見れていなかった点を反省。次に、事実確認は、犯人探しにならない程度にとどめ、息子が嫌な思いをしたという事実だけを共通の認識としました。これを踏まえ、チームメンバ全員で励まし合えるチームにすることを監督・コーチ、当事者の上級生が宣言。

最後に、息子に「また一緒にやらないか?」という問いかけがありました。

結果、二つ返事で「やります」とはならないものの、少しずつ様子を見ながら、練習再開となりました。

翌日、チーム内では、第三者が赤面するくらい賞賛や励ましの声が飛び交います。ただ、そうしている内に、それが本物になり、板についてきました。息子も、いつの間にか野球に夢中になり、積極的に練習に参加しています。

こうなると、面白いもので、少しずつファインプレーや、ヒットも出てきます。できたことを一度体験すると、次もということで、一層練習に熱が入ります。良いサイクルが回り始めました。

この経験は、息子を大きく成長させました。きっと今後も良い方向に進んでいくと信じています。

まとめ

その後のチームですが、目下奮闘中です。チームとしての実力も上り調子。横浜スタジアムでプレイするまでになりました。中々できる経験ではありません。家族で応援。

共に、歩んでいきましょう。

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